住宅ローン減税をご存知ですか?
住宅ローン減税があることが、住宅購入の後押しとなった方はたくさんいらっしゃいます。
住宅ローン減税・控除は、本当にメリットばかりの制度ではありますが、
正しく理解されている人は、意外と少ないみたいです。
そんな住宅ローン減税について、この記事でちょっとだけ解説させてください。
「住宅ローン減税」について押さえるべき3つのポイント
「住宅ローン減税」において、押さえるポイントは、以下の3点です。
① 毎月のお給料から支払っている住民税・所得税がかえってくる「還付金」制度!
② 最大500万円がかえってくるインパクトがある制度。計算式を知ろう
③ 景気回復局面は減税施策は縮小されるため、今後はなくなる・縮小の見込みが高い
では、それぞれ解説してまいります。
毎月のお給料から支払っている住民税・所得税がかえってくる「還付金」制度!
住宅ローン控除を語る上で一番分かりやすいのは「給与明細」です。
「もし、額面給与のまま手取りがもらえたらなぁ」って、思われたことはありませんか?
日本は、税金を徴収する仕組みとしては非常に優れた国で、
先に給料から税金をとってしまうんですね。
所得税や住民税など、もろもろ差し引かれたあとで、残りがみなさまが使える手取りに
なっていると思います。
言い換えると、控除を受けられる方は毎月、しっかりと住民税・所得税を納められているということです。
住宅ローン控除・減税とは簡単に言えば、
「毎月支払ってくれている住民税・所得税、住宅ローンを組んでくれたら、還付してあげるよ」という制度なんです。
全額そのまま返還とはいきませんが、住宅購入をすることで、そのお金がまるまる返ってくるのはすごく魅力的ですよね。
最大500万円がかえってくるインパクトがある制度。計算式を知ろう
ポイントは、大きく二つです。
まず一つ目は「支払っている金額以上には還ってこない」ということです。
言い換えると、普段たくさん所得税・住民税を払っている方ほどメリットが大きい制度です。
二つめのポイントは、たくさん住宅ローンを組んだ方が、還付率が上がる、ということです。
年末の住宅ローンの残高と、先ほどの上限額を比較した時に、小さい方の金額が適応されます。
計算自体は、シンプルなのですが、お手間がかかる場合は、上記の概算金額だけでも、把握しておきましょう。
減税施策は今後なくなる・縮小の見込みが高い
最後に、住宅ローン減税は、リーマンショックのタイミングが一番控除が大きく、
最大500万円以上が還付される制度でした。
しかし、景気が回復してきたこともあり、徐々に還付幅が縮小されつつあります。
また、その他の「固定資産税の減税」「贈与の非課税枠」なども徐々に減少しており、
税制面での買い時感は、少しずつ減ってきている、というのが我々プロの印象です。
aukaでは、家づくりダンドリシートにおいて、ご家庭ごとの住宅ローン減税額の算出や、
あえて頭金を入れず還付金を増やしながら、お得に返済していく方法など、
お金の面で様々なアドバイスが可能です。
今までたくさんの方のサポートをしてきましたが、まったく同じ状況のご家庭はありません。
各ご家庭ごとに最適な家づくりのかたちがあると思っています。
はじめての家づくりでご不安な点もあると思いますが、ぜひ一緒に整理をさせていただき、家づくり自体を楽しんでいただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました♪
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河野 清博
経営コンサルティング会社にて、住宅業界のコンサルティングに8年従事。「世界で最も納得感のある購買体験を創る」をコンセプトに⋯ >>アウカについて詳しく